熊本デザイン専門学校

教育理念

いい講師との出会い、一生ものの基本

 ここ数年で社会の環境は劇的に変化しています。その激動の時代の中、デザインができることは幅広く、いろんな分野において期待されています。機能性「プラスアルファ」として捉えられていたデザインが、社会の仕組みそのものを変えるものとして、ある特化した分野だけでなく、多くの企業がデザイン力のある人材を求めています。つまり、デザインの可能性が広がっているのです。「厳しい、厳しい」といわれる世の中ですが、デザイン力を身につけた人材にとって逆に絶好のチャンスだと感じています。

 社会の仕組みを変える力、社会が求めるデザインを提案する力。それは、技術的なスキルに加えて“人間力”が重要なカギを握ります。“人間力”とは誰かをワクワクさせる魅力をもつ人であり、それは人と人、社会と人との関係の中で、もまれながら磨かれるものです。どんな人と出会い、どんな議論をして、どんな経験を積んでいくのか。私たちの役割は、その機会をできるだけ多く学生のみなさんに提供することだと考えています。

 熊本デザイン専門学校では、各業界で活躍する魅力的な講師が指導にあたります。私たちも、肩書きを超えて真剣にぶつかります。時に厳しく、時に楽しく、一人ひとりの学生と向き合いながら、刺激を与え合いながら、ともに切磋琢磨します。熊本の、地方の専門学校だからこそ提供できる濃密な教育環境は、どんな世界にも通用する“人間力”と技術を兼ね備えた人材育成を達成できると確信しています。

熊本デザイン専門学校 理事長 吉山 昌利