熊本デザイン専門学校

ごあいさつ

やってみなはれ!

内藤謙一
熊本デザイン専門学校 学校長 内藤 謙一

 「やってみなはれ!」この言葉は日本の代表的飲料メーカーSUNTORY会長だった佐治敬三さんの言葉です。アメリカの個性派俳優トミー・リー・ジョーンズが登場する缶コーヒーBOSSのCMをはじめ同社にユニークな広告が多いのは、この”やってみなはれ精神”が原動力と云われています。

 熊本デザイン専門学校の学生たちも、この”やってみよう”という精神を大切に、多くの企業や自治体との共同企画作業に取り組んでいます。学生が社会人と交流することは時代の風を肌で感じ卒業後に飛び立つ社会への助走路になるからです。実際に社会に出回るデザイン制作の実践授業は学生諸君の大きな刺激になっています。

 熊本市内からほど近い菊陽町では世界的な半導体メーカーTSMCが工場建設中です。2024年秋操業を見据えて周辺には様々な企業や商業施設が進出し「人材獲得競争激化」などの文字が新聞に散見します。リモートワークが定着し始めた時代です、就職先は東京、大阪、福岡などと考えている高校生諸君は一度立ち止まってみるのも良いかもしれません。熊本は将来に向かって可能性あふれる都市になってきたのです。

高校生の皆さんに伝えたいことがあります。「高校は先生に勉強を教えてもらう場所。専門学校は自分から積極的に先生の知識を学び取る場所」。より高度な専門知識を学習し、その知識を実践力として身に付けるのが専門学校なのです。一度、本校の学校説明会に足を運んでみてください。学び取るということがどのようなものか少し判ると思います。

熊本デザイン専門学校 学校長 内藤 謙一